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2025年4月24日
Appleギフトカード&メディアサービス利用規約まとめ【初心者向け・完全版】
- 2025年4月24日
目次
はじめに
あまり知られていませんが、Appleギフトカードを購入・利用するときは、2種類の公式規約を理解しておくことが大切です。1種類ではありません。
- Appleギフトカード規約
- Appleメディアサービス利用規約
この2種類は似ているようで、扱っている対象が異なります。
本記事では、Appleギフトカード利用規約とAppleメディアサービス利用規約について、「何を定めたものか」「利用者が押さえるべきポイント」をわかりやすく解説します。
Appleギフトカード規約の概要
Appleギフトカード規約は、コンビニやオンラインで買える物理カードとデジタルコードの両方について定められたルールです。主に以下をカバーしています。
- カードの購入・コード入力で同意したことになるタイミング
- コード入力でチャージされた金額がAppleアカウント残高になる仕組み
- チャージした残高を使えるサービスの範囲
- 他人への譲渡や販売、現金化や返金が禁止されていること
- カードをなくしたり盗まれたりした場合、Appleが責任を負わないこと
- カードの欠陥時の対応範囲と免責事項
Appleギフトカード規約の大切ポイント6つ
同意タイミング
内容: カードを購入またはコードを入力した瞬間に、規約全体への同意が成立します
ポイント: 後から「知らなかった」は通用しないので、購入前に規約の改定日(例:2024年7月25日)を確認しましょう
残高チャージの確認
内容: コードを入力すると、Appleアカウントに金額がチャージされ、「デジタル残高」として管理されます
ポイント: チャージ後に必ず[設定>アカウント>残高]画面で正しく金額が反映されているか確認
利用場所と譲渡禁止
内容: チャージした残高はApple直営店、オンラインApple Store、App StoreやiTunesなどのAppleメディアサービスでのみ使えます。第三者への譲渡、転売、現金化、返金は禁止
ポイント: 家族で残高を分けたい場合はAppleの「ファミリー共有機能」を活用すると安心
プロモーションボーナスの扱い
内容: キャンペーン中に付与されるボーナス残高はおまけ扱いで、金銭的価値はありません。返金や交換、買取の対象にもなりません
ポイント: 残高画面で「通常残高」と「ボーナス残高」を分けて確認しましょう
紛失・盗難の責任
内容: 物理カードや電子コードをなくしたり盗まれたりしても、Appleは一切の補償を行いません
ポイント: スクラッチ部分を削ったらコードをすぐ写真撮影し、電子コードは必ずメモして安全に保管
保証と免責
内容: カードの欠陥があっても、Appleの保証対応は同等品との交換のみ。その他の損害は免責されます
ポイント: 正規販売店で購入し、不具合があったらすぐサポートへ連絡
Appleメディアサービス利用規約の概要
Appleメディアサービス利用規約は、App StoreやiTunes Storeなどでデジタルコンテンツを購入するときのルールをまとめたものです。主に以下を定めています。
- ギフトカード残高や登録支払い方法を使った支払い手順
- 購入後の返金ポリシーやキャンセルの可否
- Apple IDやパスワードなどアカウント管理の責任
- 購入したコンテンツの利用ルールやデバイス台数制限
- サブスクリプション(定期購読)の自動更新と解約方法
- ファミリー共有によるコンテンツやサブスクの共有
Appleメディアサービス利用規約の大切ポイント5つ
支払いの順番と返金不可
内容: 購入時は「①ギフトカード残高→②登録支払い方法」の順で課金され、一度購入すると基本的に返金できません
ポイント: 残高と支払い方法に不足や誤設定がないか事前に確認しましょう
アカウント管理は自己責任
内容: Apple IDとパスワード、二段階認証の設定はすべてユーザーの責任です。不正アクセスによる損害は補償対象外
ポイント: 強固なパスワードと二段階認証を必ず有効化し、不審な通知がきたらすぐ対応
コンテンツ利用の制限
内容: 購入したアプリや音楽は個人利用のみで、再配布や商用利用は禁止。デバイス台数にも上限があります
ポイント: 家族と共有したい場合は「ファミリー共有機能」を使い、ルールを守って快適に利用
サブスクリプションの自動更新
内容: Apple Musicなどのサブスクは自動更新されます。解約忘れると支払いが続くので注意
ポイント: App Storeのサブスクリプション管理画面から、更新日前に必ず解約手続きを
ファミリー共有でお得に
内容: 最大6人まで購入したコンテンツやサブスクを共有可能。親権者アカウントで未成年も利用できます
ポイント: 家族グループを設定して、購入コストを抑えつつみんなで楽しみましょう
初心者向けQ&A
Q: Appleギフトカードに有効期限はありますか?
A: いいえ、有効期限はありません
Q: 紛失したら再発行できますか?
A: できません。紛失・盗難はユーザーの責任です
Q: ボーナス残高は返金や買取の対象になりますか?
A: いいえ、特典扱いで金銭価値はありません
Q: サブスクの解約はいつ行うべきですか?
A: 更新日の前日までに解約手続きを行いましょう
まとめ
Appleギフトカード規約はカードの同意タイミングから使い方、紛失・保証までを定めています。
Appleメディアサービス規約はコンテンツ購入時の支払い方法や返金、アカウント管理、サブスク管理などを定めています。
使う前にこの記事のポイントを確認して、安全に楽しくAppleのサービスを活用してください。