• 2021年8月28日
ビットキャッシュを使った詐欺にご注意下さい!

詐欺の手口が広がりを見せ、注意すべきなのは「振り込め詐欺」だけではありません。近年
ではビットキャッシュをはじめとしたプリペイド型電子マネーを使った詐欺が横行しています。

詐欺に遭わないようにするための注意点についてまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

ビットキャッシュのひらがなIDはお金です

ビットキャッシュの「ひらがなID」を、メールやFAX、電話などで送らせて、残高を抜き取る詐欺が発生しています。

ビットキャッシュにおける「ひらがなID」はお金と同じです。名前や電話番号を教えてしまうよりもはるかに危険な行為であることを認識してください。

例えば、16ケタのひらがな⇒「あいうえ おかきく けこさし すせそた」があるとします。

この16ケタの「ひらがな」が100万円分と紐づいているとコンピュータで管理されています。

ビットキャッシュのひらがなIDは、他者と共有するものではありません。ひらがなIDを他者に伝えることは、そのIDに入っている金額すべてを相手に渡すことと同じになります。

また、その「ひらがな」を教えてしまうと、いくら返してといっても取り返すことはできません。

「芸能人に会える」「副業で稼げる」「多額のお金がもらえる」などのメールから多額の代金や利用料、サービスへの登録料、退会費用等が請求されるケースも報告されていますので十分ご注意ください。

運営者側がなりすましをチェックするのは容易ではない

ビットキャッシュの残高を抜き取られないようにするためには、ビットキャッシュのサイトセキュリティが万全であればよいという話では実はありません。

近年ではインターネットサービスの不正アクセスにより、個人情報が流出する事故が増えています。ビットキャッシュ以外のどこかのサイトで不正に入手したメールアドレスやパスワードを利用して、利用者になりすまし、ビットキャッシュにログインしようとするケースもあるわけです。

仮になりすましだとしても、本来は利用者本人しか分からないログイン情報でログインされてしまっては、サイト運営者側は、本人の利用なのかなりすましによる利用なのか判断することはほぼ不可能です。

なりすましの防止にあたっては、サイトごとにIDやパスワードを変更することがとても有効です。異なるサイトでパスワードを共通にしていては、自身が利用しているあらゆるサイトから不正にログインされ残高を抜き取られたり、不正に買い物をされたりしてします可能性があります。
その他の対策としては以下のようなものが挙げられます。

・不審なサイトへアクセスしない
・定期的にパスワードを変更する
・推測されやすいパスワードを避ける
・親しい間柄であっても第三者にはパスワードを教えない
・定期的に自身のPCのウイルスチェックを行う
・覚えのないメールや請求に簡単に返信や連絡しない
・他人から言われてプリペイドカードを購入したり、カード番号等を伝えたりしない
・プリペイドカード番号等を伝えてトラブルとなった場合には、早急にプリペイドカードの発行会社に連絡する
・不安に思ったりトラブルにあったりした場合は、すぐに最寄りの消費生活センターに相談する

詐欺事例を知っておこう

詐欺に遭う前は「自分に限って」と思ってしまうもの。しかしそれも客観的に見れば「明らかな詐欺」であることが少なくありません。そして実は「詐欺かもしれないな」と思いながらも騙されてしまうこともあるのです。1つ事例を紹介します。

・コンビニで60代の女性が5,000円の入金をしたいと言った。16桁の数字が必要だと言ったため、コンビニの店員は怪しいと思って質問した。すると「10億円当選したので、5,000円振り込むように」とメールを見せられた。店員は詐欺だと気づき、支払わないように説得して帰ってもらった。しかし女性は1時間後に再来店し「5,000円は損してもいいので振り込みたい」と言う。店員は警察に連絡して代わりに説得してもらった。

この例で注意したいのは、詐欺だとアドバイスをされているのにも関わらず、それでもいいから支払いたいと言っている点です。周りからすれば10億円なんて当選しているはずがないことは分かります。しかし、本人にとっては、「もしかしたら」という思いがあるのでしょう。5,000円というそれほど大きな金額でないことで「損してもよいから」と宝くじ気分になってしまうのかもしれません。

詐欺にかかってしまう人は、単純にだまされやすいというだけではありません。多くの場合は、詐欺の事例を知らないことが原因でだまされています。詐欺にかからないようにするために注意しようとしても詐欺だと気づけなければだまされてしまいます。まずはしっかりと事例を知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。そして怪しいと思ったら消費生活センターという相談できる場所があることも知っておいてください。