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2021年8月27日
ウェブマネーとビットキャッシュを比較!違いやそれぞれのメリットとは?
- 2021年8月27日
オンライン上のさまざまなサービスの支払いに利用できるプリペイド式電子マネー。プリペイド式電子マネー種類はたくさんあるので、どれを使えばよいのか、何が違うのか分からないといった方も多いはず。
この記事ではたくさんあるプリペイド式電子マネーのうち、特にメジャーな存在として知られるウェブマナーとビットキャッシュにフォーカスして違いやそれぞれのメリットについてフォーカスしていきます。
ウェブマネー公式サイト
https://www.webmoney.jp/
ビットキャッシュ公式サイト
http://bitcash.jp/
目次
知っておきたい他の有名プリペイド式電子マネーとのちがい
電子マネーと聞くと「amazonギフト券」「iTunesカード」「Google Playギフトカード」を思い浮かべる方も多いでしょう。人によってはウェブマナーやビットキャッシュよりもこちらの方が、なじみがあるかもしれません。
「amazonギフト券」「iTunesカード」「Google Playギフトカード」とウェブマナーとビットキャッシュもプリペイド式、つまり先にお金を支払う点では同じです。大きな違いはその使い道です。
amazonギフト券なら、amazon上のお買い物以外には使えませんよね。「iTunesカード」は主にiPhone、「Google Playギフトカード」は主にアンドロイドスマホで使うものです。つまり、使用用途がある程度限られている、というのが特徴です。
一方でウェブマネーとビットキャッシュの場合には使い道の制限はありません。どちらもショッピング、電子書籍の購入、音楽や動画の購入などに使えます。日本のプリペイド型の電子マネーのシェアのほとんどはウェブマネーとビットキャッシュが占めていますので「購入したけど使い道がない」と悩むことはまずありません。
使えるサービスの違い
これは当然と言えば当然ですが、使えるサービスが違います。
どちらも、ゲーム、アニメ、動画、音楽、電子書籍、ショッピング等ネットでのサービスという点は同じです。
かなりの数がありますので、使えるサービス一覧のリンクを貼っておきます。
ウェブマネー⇒ https://www.webmoney.jp/shopping/index.html
ビットキャッシュ⇒ http://bitcash.jp/merchant/tri?act=index
ウェブマネーの特徴
ウェブマネーはKDDI子会社である株式会社ウェブマネーが発行している電子マネーです。ウェブマネーはコンビニや家電量販店、ドラッグストアなどで購入できます。カードタイプのものやコンビニのマルチメディア端末を使って申し込み券を発行してレジで支払い、シートをもらうものがあります。クレジットカードでチャージすることもできます。
シートタイプであれば「チケット」や「バウチャー」と呼ばれるウェブマネーのプリペイド番号(16桁)が発行され、これは購入した分がなくなるまで繰り返し利用することが可能です。カードタイプの場合は、カードの裏に番号が記載されています。支払いはプリペイド番号で行うので、年齢制限はなく、個人情報の登録も不要です。
また、有効期限はないのでいつでも期限を気にせず使えます。
ウェブマネーの中には特定加盟店専用タイプというものもあり、これは使用できるサイトが限られているものです。特定のサイトでしか使わないという場合に便利です。
ビットキャッシュの特徴
ビットキャッシュはビットキャッシュ株式会社が発行している電子マネーです。ビットキャッシュの特徴としては、他の電子マネーとは違って利用する際のコードが「ひらがな」であることが挙げられます。そのため入力ミスがなく、安全性も高いと言えます。
カードタイプ、シートタイプの他にオンラインでクレジットカードを使って購入するデジタルコードタイプがあります。
通常のビットキャッシュには有効期限はありません。しかし、特定のサイトでのみ利用できるタイプの場合は、有効期限が定められていることがあるので注意してください。期限が切れると使用できなくなるので、記載されている日にちを確認して使い切るようにしてください。
年齢制限がなく個人情報の登録が不要な点は、ウェブマネーと同様です。
ウェブマネーとビットキャッシュの違い
ウェブマネーとビットキャッシュに、実は大きな違いはありません。しかし、細かい使い方や種類に違いがあります。
ウェブマネーは実店舗で利用できるタイプがある
通常の電子マネーは、オンライン決済でのみ使用できます。
しかし、ウェブマネーにはコンビニやドラッグストアなどで購入するカードタイプやシートタイプとは別に、クレジットカードのように使える「ウェブマネーカード」というものがあります。
ネットだけでなく、コンビニやレストランのような実店舗での支払いにも使えるのが特徴です。
クレジットカードのMastercardと提携しているので、Mastercardが使える店舗ならどこででも使用可能です。クレジットカードのように使えますが、実質はプリペイドカードなので、交通系ICカードのように事前にチャージしておく必要があります。使いすぎないようにセーブできるので月の使用金額の上限を決めたいときには有効です。
また、クレジットカードと違って審査はないので、未成年でも使用可能です。
ビットキャッシュは複数のクレジットを1つにまとめられる
ビットキャッシュは、1回の決済につき1つのひらがなIDしか使えません。そのため、2つのビットキャッシュの残高をまとめる「残高引継」というサービスがあります。これはビットキャッシュの会員登録をしなくても利用できます。
残高引継には手数料はかからないので、購入する度にまとめておくことをおすすめします。
残高引継は2つあるひらがなIDの残高を片方に移すという手法をとっています。2つのひらがなIDの残高をまとめたら新たなひらがなIDが発行されるわけではなく、片方に移行させるものになっています。
2つのひらがなIDの残高を片方にまとめるという仕組み上、3つ以上のひらがなIDを1つのIDに一度にまとめることはできませんので注意してください。3つ以上のひらがなIDをまとめたいときには、枚数に応じて「残高引継」を行う必要があります。
ウェブマネーには残高をまとめるサービスはなく、1つのウェブマネーが残高不足であれば複数のIDをサイト上で打ち込む必要があります。どちらが便利かは人それぞれですが、中途半端に残った残高をまとめておきたいという方は、ビットキャッシュの方が使い勝手がよいかもしれません。
ビットキャッシュとウェブマネーの違いまとめ
使えるサービスが違うのは当然ですが、それ以外の大きな特徴としてざっくりまとめます。
番号の種類
ウェブマネー⇒16桁の数字
ビットキャッシュ⇒16桁の平仮名
口座をまとめられるか?
ウェブマネー⇒できない
ビットキャッシュ⇒できる
実店舗で使えるか
ウェブマネー⇒一部使える場合がある
ビットキャッシュ⇒使用できない
有効期限
ウェブマネー⇒原則無し
ビットキャッシュ⇒原則無し