Google Playギフトカードのエラー原因と対処法|無効・使用済み・上限超過を解説

GooglePlayギフトカード
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はじめに

Google Playギフトカードを登録しようとした際、「無効なギフトカード」「このコードはすでに使用されています」といったエラーメッセージが表示され、困惑した経験はありませんか?せっかく入手したコードが使えないと、原因が分からず不安になりますよね。

エラーの原因は、入力ミスや使用済みコードといった単純なものから、Google Playアカウントの残高上限超過、ネットワーク環境に起因するエラーまで多岐にわたります。さらに、SNSを介して譲渡されたコードが実は使用済みだったケースや、再送手続きによって有効なコードが分からなくなったケースなど、予期しないトラブルも存在します。

本記事では、日本在住の初心者から中級者を対象に、Google Playギフトカードに関するトラブルや主要なエラーの発生原因対処方法を詳しく解説します。

Google Playギフトカードとは?登録前に知っておくべき基本

Google Playギフトカードは、Google Playストアでアプリや映画、書籍、音楽などのデジタルコンテンツを購入する際に利用できるギフト券です。コンビニエンスストアや家電量販店で販売される物理カードのほか、オンラインで配信されるデジタルコード形式も存在します。

コードは通常16桁または20桁の英数字で構成され、ハイフンを含む場合と含まない場合があります。登録すると、Google Playアカウントの残高に加算され、利用できます。

Google Playギフトカードの登録手順

Google Playギフトカードを登録する手順は、使用する端末、アプリかブラウザにより異なります。
細かい登録手順は以下の記事で紹介しています。

代表的なエラーメッセージ

Google Playギフトカードで発生するエラーは以下の通りです。

  • 「このギフトカードはご利用いただけません。もう一度お試しください。」
  • 「このギフトカードはすでに利用されています」
  • 「そのコードには問題があります」
  • 「ご利用限度に達しました」
  • 「ギフトカードをご利用になるには、詳しい情報をご提供いただく必要があります」

ギフト券を使おうとしたら、エラーになっちゃった…

エラーについて、次の項目で詳しく解説するね!

エラーを確認したら、まず確認すべきこと

エラーが発生した場合、エラーの種別に関わらず以下を試すことで解決する場合があります。

はじめに、Google Playストアアプリのキャッシュとデータを削除します。Android端末の設定アプリを開き、「アプリ」→「Google Playストア」→「ストレージ」と進み、「キャッシュを削除」をタップします。これにより、一時的なデータ不整合が解消されます。

次に、端末自体を再起動します。再起動によりシステムの一時的な不具合が解消され、正常に動作する場合があります。

他にもGoogle Playアカウントの再ログインやインターネット接続の切り替え、Google Playストアアプリおよび端末OSを最新版へアップデートも確認します。
それでもエラーになる場合は、表示されている内容ごとの内容を確認しましょう!

「このギフトカードはご利用いただけません。もう一度お試しください。」エラーの場合  

「このギフトカードはご利用いただけません。もう一度お試しください。」エラーは、入力されたコードがGoogle Playのシステムに登録されていない、または認識できない状態を示します。最も頻繁な原因は、コードの打ち間違いです。

具体的には、間違えやすい文字(l(エル)と1(イチ))コピー&ペースト時のミスや前後空白の混入が挙げられます。物理カードの場合、スクラッチを削る際に文字の一部が欠損し、正確に読み取れないケースもあります。

対処法として、手入力ではなくカメラ読み取り機能を使用すると、誤入力のリスクが減少します。カメラ読み取りでもエラーが出る場合、手入力で1文字ずつ丁寧に入力してください。

コピー&ペーストを使用する場合、コードをテキストエディタに貼り付けて、コードに誤りがないか確認します。他にも前後の空白を削除してから再度コピーすると、誤入力を防げます。

それでもエラーが解消されない場合、コードの購入先(小売店、キャンペーン主催者)への問い合わせが必要です。

「このコードはすでに使用しています」エラーの場合

「このコードはすでに使用しています」エラーは、入力されたコードが過去に登録済みであることを示します。自分自身が過去に登録した可能性がある場合、Google Playアカウントの残高や購入履歴を確認します。

身に覚えがない場合、第三者が同一コードを登録した可能性があります。特に、SNS(X、Instagram、LINE)やフリマアプリを介して入手したコードは、配布者または販売者が既に使用済みである、あるいは複数人に同一コードを配布したケースが考えられます。

この場合、まず配布者または販売元に連絡し、状況を確認します。しかし、詐欺目的の場合は返信が得られないことが大半です。

フリマアプリで購入した場合、プラットフォームの運営に取引トラブルとして報告し、返金または補償を求めます。ただし、デジタルコードの取引はプラットフォームの規約で禁止されている場合が多く、補償を受けられない可能性があります。

「そのコードに問題があります」エラーの意味と問い合わせ先

「そのコードに問題があります」エラーは、コード自体が無効化されている、または発行システムに不備があった場合に表示されます。このエラーは、ユーザー側での入力ミスや操作ミスではなく、コードの発行元に起因する問題です。

具体的には、コードが不正に生成された、発行時のシステムエラーで正常に登録されなかった、特定の地域や条件でのみ利用可能なコードを異なる環境で使用しようとした、といった原因が考えられます。

そのほか、海外製のWi-Fiルーターを使用してギフト券の登録を行おうとすると、海外で利用していると判断され、エラーとなってしまう場合もあります。

この場合、インターネット環境を変えても解決しない場合、発行元への問い合わせが必須です。コードを小売店で購入した場合、購入時のレシートを持参して購入店舗にも相談します。オンラインで購入した場合、注文確認メールに記載された販売元のサポート窓口に連絡します。

ポイントサイトやキャンペーンで配布されたコードの場合、キャンペーン主催者の問い合わせフォームまたはカスタマーサポートに連絡し、コードの再発行を依頼します。

問い合わせ時には、購入時のレシート、注文確認メール、カード実物の写真(コード部分と裏面のバーコードが明瞭に写ったもの)を用意します。これらの情報により、発行元がコードの有効性を確認してくれます。

Googleアカウント残高の上限とは?

Google Playアカウントには、保有可能な残高の上限が設定されています。日本国内では、1アカウントあたり20万円が上限です。この上限を超える金額のギフトカードを登録しようとすると、「ご利用限度に達しました」とエラーメッセージが表示されます。

例えば、現在の残高が195,000円の状態で10,000円分のギフトカードを登録しようとすると、合計205,000円となり上限を超過するため、登録することができません。

対処法として、残高が上限に達しているまたは上限に近い場合、残高を消費してからギフトカードを登録します。そのためにGoogle Playストアでコンテンツを購入し、残高を減らします。
残高が上限以下になったら、再度ギフトコードを登録してください。

Googleから「詳しい情報の提供」を求められたときの対応方法

ギフトコードの登録時に、Googleから「ギフトコードをご利用になるには、詳しい情報が必要です」といったメッセージが表示される場合があります。これは、不正利用防止のため、購入証明や本人確認を求めるものです。

要求される情報は主に、ギフト券購入時の領収書(レシート画像)、カード実物の写真またはデジタルコードが届いた際のスクリーンショット画像、購入場所と日時の詳細です。具体的には、以下の情報を準備します。

領収書、購入日時、店舗名、金額、コード番号の一部(または全体)が記載されたものが必要です。レシートを紛失した場合、購入店舗に再発行を依頼するか、クレジットカードや電子マネーの利用明細を代替資料として提出します。

カード実物の写真については、コード部分と裏面のバーコードが明瞭に写った写真を撮影します。スクラッチを削った状態で、文字が判読できることを確認します。照明の反射でコードが読み取れない場合、角度を変えて再撮影します。

オンラインで購入したデジタルコードの場合、注文確認メール(購入日時、注文番号、コード番号が記載されたもの)をスクリーンショットで保存します。

これらの情報を準備したら、Googleサポートフォームから提出します。Google Playストアアプリのプロフィールアイコンから「ヘルプとフィードバック」→「お問い合わせ」と進み、該当する問題カテゴリを選択します。フォームに情報を入力し、準備した画像ファイルを添付して送信します。

しかし、このエラーは資料をもってお問い合わせしても、返答が来ない、返答まで数か月かかる事例があり具体的な解消方法はいまだ不明なエラーです。

ギフトカードが使用できないトラブル事例

実際にギフトカードが使用できず、トラブルとなった事例についてご紹介します。

X(旧Twitter)、Instagram、LINEなどのSNSを介して、第三者から「余ったコードを無料配布します」と謳ったギフトコードが使えない事例も多くあります。最も多い原因は、現物やレシートがなく、コードのみ送られる場合、配布者が既に使用済みのコードを配布している、または同一コードを複数人に配布しているケースです。

このようなトラブルが発生した場合、誰が使用したかはわかりません。
相手から返信がない、または配布用アカウントが削除されることが多く、確認しようがないのが大半です。

また、SNS上で「無料配布」を謳うアカウントの多くは、フォロワー数を増やす目的、または個人情報を収集する目的で行われている場合があります。安易に応募せず、公式サイトでの購入を推奨します。

ギフトコードを再送し、有効なコードが分からないとき

メールやメッセージで複数回ギフトコードを送信され、どのコードが有効か分からなくなるケースがあります。例えば、相手が誤って古いコードを再送した場合や、複数のキャンペーンで異なるコードを受け取った場合などです。

このような場合、まず受信日時が最新のコードから順に試します。多くの場合、最新のコードが有効である可能性が高いためです。コードを1つずつ登録画面に入力し、エラー内容を確認します。
プレゼントされた相手に連絡が取れる場合、有効なコード番号を確認します。

どうしてもわからない場合、Googleサポートへ事情を伝えて確認してもらうしかありません。
むやみに再送手続きをしないように気を付けましょう。

最終手段としてGoogleサポートへの問い合わせ

上記の対処法を試してもエラーが解消されない場合、Googleサポートへの問い合わせが最終手段となります。問い合わせ前に、以下の情報を準備します。

  • エラーメッセージのスクリーンショット
  • 購入時の領収書(レシートまたは確認メール)
  • コードが記載されたカードの写真(物理カードの場合)
  • コードの文字列(入力したコード)
  • 購入日時と購入店舗名
  • Google Playアカウントのメールアドレス

これらの情報を用意した上で、Google Playサポートに問い合わせます。問い合わせ方法は、Google Playヘルプセンター(support.google.com/googleplay)にアクセスし、「お問い合わせ」リンクからチャット、メール、または電話を選びます。日本語での対応が可能です。

問い合わせ送信後、通常2–5営業日以内にGoogleから返信があります。返信には、追加情報の提供依頼、または解決策の提示が含まれます。
購入店舗に問い合わせても、店舗側では個別のコードの状態を確認できないため、Google Playサポートへの問い合わせが最も確実な対処法です。

Google Playギフトコードのトラブルを未然に防ぐためには

パソコンでうまく操作できない猫

第一に、公式販売店から購入します。コンビニエンスストア、家電量販店、Google Play公式サイトなど、公式が認めている信頼できる販売元からギフトカードを購入します。SNS、フリマアプリ、オークションサイトでの購入は、使用済みや無効なコードを受け取るリスクが高いため避けます。

次に、購入時のレシートや注文確認メールを保管します。これらはトラブル発生時の購入証明として必要です。物理カードを購入した場合、カード実物も保管します。

そしてコードは購入後速やかに登録します。長期間放置すると、紛失や盗難のリスクが増加します。また、キャンペーン等で獲得した場合、有効期限が設定されている可能性があります。
そういった観点から、受け取り後すぐに登録しましょう。

これらのポイントを実践することで、ギフトコード登録時のトラブルを大幅に減らせます。

まとめ

Google Playギフトカードのエラーは、入力ミス、使用済みコード、残高上限超過、ネットワーク環境など、多様な原因によって発生します。エラーメッセージの内容を正確に把握し、段階的な対処法を試すことで、多くの問題は自己解決できます。

まず、エラー発生時は初動対処として、アプリのキャッシュ削除、端末再起動、アカウント再ログイン、ネットワーク切り替え、アップデートを試します。それでも解決しない場合、エラーの種別に応じた個別対処を行います。

「無効なギフトコード」エラーでは、コードの再確認とカメラ読み取り機能の活用が有効です。「このコードはすでに使用されています」エラーでは、取引履歴の確認と配布元への連絡が必要です。「そのコードに問題があります」エラーでは、発行元への問い合わせが必須となります。

残高上限エラーでは、現在の残高を確認し、上限以下になるまでコンテンツを購入して消費します。Googleからの「詳しい情報の提供」要求では、購入証明を準備してサポートフォームから提出します。

SNSやフリマアプリ経由のコードトラブル、再送による有効コード不明問題、海外製Wi-Fi機器使用時の地域判定エラーなど、予期しないトラブルも存在します。これらは適切なネットワーク設定とアカウント管理、公式販売店からの購入によって予防できます。

それでも解決しない場合、Googleサポートへの問い合わせが最終手段です。

トラブルを未然に防ぐためには、公式販売店からの購入、レシートの保管、購入後の速やかな登録、残高の定期確認、ネットワーク環境の整備を実践します。これらのポイントを押さえることで、安心してGoogle Playギフトコードを利用できます。

よくある質問(FAQ)

よくある質問
ギフトコードに有効期限はありますか?

Google公式が発行するギフトコードには原則として有効期限がありません。ただし、キャンペーンで配布されたコードや提携企業が発行したコードには期限が設定される場合があります。

複数のギフトコードを同時に登録できますか?

複数のコードを連続して登録できますが、短時間に多数のコードを試すと、Googleのセキュリティシステムが不正利用と判定し、一時的にアカウントがロックされる場合があります。1つのコードを登録した後、数分間の間隔待ってから次のコードを登録してください。

ギフトコードで購入したコンテンツは、別の端末でも利用できますか?

ギフトコードで追加された残高で購入したコンテンツは、同じGoogleアカウントでログインしているすべての端末で利用できます。Android端末だけでなく、ChromebookやAndroid TVでも利用可能です。ただし、iOS端末(iPhone、iPad)では一部しか利用できないため注意が必要です。

誤って別のGoogleアカウントにコードを登録してしまいました。移動できますか?

登録済みのギフトカード残高を別のアカウントに移動することはできません。誤って登録した場合、そのアカウントで残高を消費してください。

ギフトコードの残高に利用期限はありますか?

登録済みのGoogle Playアカウント残高には利用期限がありません。いつでも好きなタイミングで使用できます。

物理カードのスクラッチを削りすぎて、コードが読めなくなりました。

購入時のレシートを持参して購入店舗に相談してください。販売記録からコード番号を確認できる場合があります。レシートがないと対応が困難になるため、必ずレシートを保管しましょう。

エラーが出たコードを再度試すと、また同じエラーが出ます。何回まで試せますか?

試行回数に明確な上限はありませんが、短時間に連続して失敗すると、セキュリティロックがかかる可能性があります。同じエラーが繰り返し出る場合、コード自体に問題がある可能性が高いため、発行元への問い合わせを推奨します。

この記事を書いた人
ARAI

ギフトグレースの運営に携わって4年。勤務時間外でもギフト券の活用法や売買サイトの動向を独自に探究。仕様変更などの最新トレンドを誰より早くキャッチし「今まさに知りたい」情報をユーザー目線でお届けします。趣味は旅――すでに全国を踏破し、今日も新たなルートを計画中です。

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